
【食の安全保障と食品ロスを考える】 -ロングライフ・カレッジ-
8月1日(土)持続可能な社会を築くための勉強会ロングライフ・カレッジにて「食の安全保障と食品ロスを考える」」が開催されました。
講師:井出留美さん
日本における食品ロス問題第一人者。
令和2年度食品ロス削減推進大賞消費者庁長官賞を受賞。
「世界では年間250万トンの食糧援助が行われている一方で、日本国内だけで年間461万トンの食品ロスを出している」という衝撃的なお話から始まりました。
水やエネルギーなどたくさんの資源を使って食品を作り、そして費用をかけて捨てている。環境に大きな負荷を与えながら、ただ捨てている。
一方で、井出さんご自身は、ご家庭の生ごみを「干す」工夫によって、なんと71%も削減された!という実践談も繰り出しました。
他に紹介された実践例です。
《リデュース》 ・デンマーク:「賞味期限が切れてもすぐに悪くなるわけではない」という注記の導入。 ・アメリカ:ビックマックならぬ、食べきりやすいミニサイズセットの販売。
《リユース》 ・「かんしょくプロジェクト」:作り過ぎた食事を美味しく食べたい人へ届ける取組み。 ・「救缶鳥プロジェクト」:消費期限が残り1年前となった非常食を、国内外の被災地に届ける事業 ・「Too Good To Go」:飲食店の余剰食品と消費者をマッチングするアプリ。
《リサイクル》 ・単に廃棄するのではなく、飼料・肥料・再生可能エネルギーへと変える動きの広がり。
「地球温暖化」を超え「地球沸騰化」とも言われる昨今。まずは自分自身の買い物は、食べきれる量だけ買おうと心から思いました。
食品ロスの深刻な現状と、「やればできる」という未来への希望をわかりやすく語ってくださった講師の井出留美さん、ありがとうございました!
また、ご自宅で消費しきれない食品を会場にお持ちくださった方々、「フードバンクとしま」で活用させていただきます。ありがとうございました!