【開催レポート】HIRAKU書店ミニイベント#28「まちづくりの影に図書館あり?日本全国ローカル図書館巡りのススメ」
2024年11月10日(日)、HIRAKU書店ミニイベント#28「まちづくりの影に図書館あり?日本全国ローカル図書館巡りのススメ」を開催いたしました。今回のイベントを開催してくれたのは、ゆるやか書店さんです。
図書館好きが高じて司書の資格を取ったオーナーさん、旅行も好きで全国各地のローカル図書館巡りをされていて、今回は実際に訪れたローカル図書館と、街づくりの関係について話してくれました!
図書館には、大学の図書館など、限られた人しか入れない図書館と、広く一般の人に開かれていて誰でも入れる公立図書館があり、今回は後者に焦点を当てて、進んでいきます。
実は図書館は本を貸し出しするためだけではなく、調査研究、レクリエーション、地域のニーズに応えるなど多様な目的があります。オーナーさんいわく、文科省は図書館を本を「利用」してもらう施設だとしているそうです。図書館内だけではなく、地域など図書館の外へも開かれている施設で、多くの人にとって身近な施設になることを目指しています。
そんな図書館は地域から多くの人が集まる施設であるため、インクルーシブなコミュニティとしての機能も果たしています。多様で寛容な場所である図書館と地域社会とのかかわりを見ていきます。
オーナーさんから、岐阜のメディアコスモス、高知のオーテピア、兵庫の豊岡市立図書館等が紹介されました。近くに文化的・歴史的な施設や史跡があったり、マルシェや講座などで地域社会と密接なかかわりを持っていたりと、それぞれが地域に根付き、人々と本を結んでいる例を話していただきました。
その後は参加してくださった人たちから、今まで訪れたことのある推しの図書館を紹介しあったり、図書館で出会った本のことについて語ったり和やかな雰囲気でした。
ゆるやか書店さん、参加してくださったみなさま、ありがとうございました!