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REPORT
HIRAKU書店ミニイベント#40 ワインと純文学、デリカテッセンの読書会
2025-06-26
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6月21日(土)、HIRAKU書店ミニイベント#40「ワインと純文学、デリカテッセンの読書会」を開催しました。今回の主催は偏愛書店さんです。
机には、ワインと料理、そして参加者の皆さんが持ち寄ったお気に入りの本たちがずらり。最初に自己紹介を行い、グラスにワインを注いで乾杯。ふっと肩の力が抜けるような合図とともに、読書会がスタートしました。
📖紹介された本たち(一部抜粋)🍷
・『共喰い』/田中慎弥
・『限りなく透明に近いブルー』/村上龍
・『一文字の辞典』/キム・ソヨン
・『本と歩く人』/カルステン・ヘン
・『檸檬』/梶井基次郎
・『中二階』/ニコルソン・ベイカー
・『郵便局と蛇』/A・E・コッパード
・『失われた時を求めて』/マルセル・プルースト
まずは順番にお気に入りの純文学作品について語り合いました。語り合っていく中で、本の内容だけでなく、読書体験の記憶までじっくりと共有され、どんどんと会話は深まっていき、さらには、それぞれが考える「純文学とは」というテーマについても、自然と広がっていきました。
ワインと純文学。どちらもじっくりと味わうものだからこそ、お互いの魅力を引き立て合っていたのかもしれません。お酒を片手に、本の話をする。普段はなかなか持てないけれど、確かに大切で特別な時間。いつもとひと味違う、静かで豊かな時間が流れる読書会となったように感じます。
ご参加いただいた皆さま、主催の偏愛書店さん、ありがとうございました!