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HIRAKUで読むvol.2 式場隆三郎を読む

2024-03-21
Written by:
HIRAKU IKEBUKURO 運営チーム
Photography:
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【3/26-27開催!~リーディング&トークセッション「HIRAKU で読むシリーズ」vol.2 式場隆三郞を読む】

HIRAKU IKEBUKURO 01 SOCIAL DESIGN LIBRARY を知の交流のトポス(広場)としてヒラクための企画「HIRAKUで読む」シリーズ。

これからの社会のあり方を考えるきっかけとなるような思想家/書籍を特集して演劇的なリーディング上演とトークセッションを行います。

「本」を媒体として人と知の交流を生む、ソーシャルデザインライブラリーならではのイベントです。

昨年11月に開催したvol.1「イヴァン・イリイチ 『シャドウ・ワーク』を読む」に続く“大人の読み聞かせ”シリーズに、ぜひご参加ください。

◆プログラム

〈第1部:Monologue〉19:30-20:10 「式場隆三郎を読む」

構成・演出:川口智子(演出家/ほころびオーケストラ)

出演:埜本幸良(俳優/範宙遊泳/ほころびオーケストラ)

〈第2部:Dialogue〉20:20-21:00 「式場隆三郎を語る」

中村陽一(HIRAKU IKEBUKURO 01 ファウンダー/立教大学名誉教授)×川口智子

◆詳細

日にち:2024 年3月26日(火)・27日(水)

時 間:19:00 開場 19:30 開演

会 場:HIRAKU IKEBUKURO 01 SOCIAL DESIGN LIBRARY(SDL)

    豊島区上池袋2-2-15(池袋駅東口徒歩12 分)

参加費: 3,000 円(ワンドリンク込)

定 員:25名(先着順)

主 催:株式会社ブルーブラックカンパニー

申込先:下記PEATIXよりお願いいたします。

https://peatix.com/event/3874179/view

◆式場隆三郞とは

1898年新潟県中蒲原郡生まれ。精神科医。

医学校時代から執筆や雑誌の編集を始め、柳宗悦、民藝運動の人々との関わりが深い。

精神科医としてゴッホ研究に取り組み『ファン・ホッホの生涯と精神病』など多数の著作を残している。

千葉県市川市に國府臺病院を開き、同時に知的障害のある子どもたちを集めた八幡学園の顧問医になるなど障害児教育に大きく貢献する。

画家・山下清のプロデュースでも知られる他、東京・深川に実在した建築「二笑亭」をリサーチした著作『二笑亭奇譚』など、芸術の分野にも大きな影響を残した。1965年没。

●埜本幸良(のもと・さちろう)/俳優

1986 年生まれ。岐阜県出身。劇団・範宙遊泳に所属。劇団の出演作品では、東京、横浜、クアラルンプール、バンコク、杭州、ニューヨーク、岩手など国内外のツアーを行った『幼女X』(2013 年初演~2017 年)、シンガポールTHE NECESSARY STAGE との国

際コラボレーション『SANCTUARY-聖域-』(2017 年)、第66 回岸田國士戯曲賞受賞作品『バナナの花は食べられる』などに出演。その他舞台・映画への出演のほか、高校生休日アート部屋(秩父宮記念市民会館主催)、オンライン上の高校演劇部・on-line 自宅部の主宰などWS ファシリテーターとしても活動している。

●川口智子(かわぐち・ともこ)/演出家

イギリスの劇作家サラ・ケインの戯曲上演に長年とりくみ、代表作はコンテンポラリー・パンク・オペラ『4 時48 分 精神崩壊』(作曲:鈴木光介、2020 年初演)。念願のイギリス公演を果たす。そのほかの主な演出作品にくにたちオペラ『あの町は今日もお祭り』(作:多和田葉子、作曲:平野一郎、2022 年初演)、『「エンデの遺言」を読む』(2022 年初演)、0 歳からの小さな劇場『海のツブ』(2023 年初演)、ミュージカル『回転木馬』(2023 年)など。まちなかに劇場をつくり出す「ほころびオーケストラ」としても活動中。東京学芸大学等非常勤講師。