EVENT
REPORT

25.12.09 ~真野響子チャリティー朗読会&読書会~ 夏目漱石『夢十夜』を語りませんか

2025-12-12
Written by:
HIRAKU IKEBUKURO 運営チーム
Photography:
Thanks:

【イベントレポート】

 漱石忌である12月9日、「~真野響子さんによるチャリティ朗読会&読書会~ 夏目漱石『夢十夜』を語りませんか」が開かれました。

 まずは当館ファウンダーの中村陽一氏との対談で会は始まりました。江戸っ子とおっしゃる通り、真野さんの語り口はとても歯切れよく、「なぜ俳優業を選んだのか」「漱石とのご縁」など次々にお話しくださいました。

 この日、真野さんのお嬢さんである柴本幸さんの「師匠」であり、真野さんともお付き合いの長いリコーダー演奏の第一人者・吉澤実さんが幸さんと共にサプライズでご参加くださり、自然の石にできた穴を利用したという岩笛(いしぶえ)の、そこに本当に風が吹いているかのような音色と共に、夢十夜の朗読が始まりました。

 第五夜。神代の近い昔、敵の大将と捕虜になった自分の”夢”。闇夜に浮かぶ篝火や、白馬を駆る女の形相が浮かびあがるような朗読に皆引き込まれました。

 続いて、全員眼をつむりながら聞いた第一夜。百年待ってくださいと言って死んだ女を待つ”夢”。百年後に現れた白い百合に、参加者はそれぞれの女の姿を見たことと思います。つかみどころのない他人の夢を見てしまった戸惑いに浸りながら、目を開けました。

 凛々しい真野さんのお姿と語りに終始引き込まれながらの、あっという間の1時間半でした。
貴重な機会をご提供くださった真野響子さん、ご参加くださった皆さん、どうもありがとうございました。

 なお、このイベントの収益は豊島区の認定NPO法人「豊島子どもWAKUWAKUネットワーク」に寄附させていただきます。

主催:株式会社ブルーブラックカンパニー
共催:マテックス株式会社/認定NPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワーク